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言葉

メッセージ

祝・寿
結婚した友人夫妻に贈ったメッセージコースター。

カキお礼
牡蠣をくれた友人夫妻に贈ったメッセージコースター。

***

どんなに頑張ろうが、相手に伝わらないと意味がないことは、たくさんある。
伝わるかどうかは別にして、ただ、伝えることに意味があることも、また然り。

一握の砂

女の子

[Nikon AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-135mm F3.5-5.6G]

一握の白き砂のこぼるるに想ひ出なぞらえ時を重ねん

想像がもたらすもの~Imaging Grace~

[Nikon AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-135mm F3.5-5.6G]

日曜午後の1時過ぎ、NHK総合の【課外授業~ようこそ先輩~】をよく視聴します。
10月最後の先輩は、そのルックスとひたむきさで赤丸急上昇中(in私)の、料理研究家 コウ ケンテツ氏でした。
生年月日もご近所な上に血液型も同じだなんて、そんなぁ。(そんな人が世界に何人いるとかはこの際どうでも)

「子供たちのもつ無限の可能性を広げたい、自分の思うところの‘料理の本質’を伝えたい、その醍醐味を味わってもらいたい」
そういう情熱をもってる人には男女を問わずオートで魅力を感じ、[私が尊敬する人リスト]入り。モチロンじぶんもそうありたいと思っています、いますとも!
が、私の場合じぶんが子供たちに教えられることのほうがまだまだ多いわけで。

一流の人たちが子供たちに、口をそろえて教える一つのことがある。

  • 相手のことを想ってものを作る。
  • 相手が今必要とし、贈られて嬉しいと感じるものは何かを想像する、イメージする。
  • 相手のことをいろんな立場から理解し、相手のことをもっともっと知る努力をする。

ものづくりの本質、原点は、作り手の意志ではなく、受け止める相手の気持ちだということ。
それが料理であっても家や建物であっても洋服や歌や言葉であっても、同じこと。
更に受け止める相手もじぶんにそれを与えてくれる相手のことを同じように想うことができたなら、
政治、宗教、家族、仕事、教育、奉仕、結婚、介護・・・あらゆる現場にあっても、世界はきっと悩まないし争わない。

・・・とは少し大袈裟でしょうか。写真もオーバー気味くらいが丁度いい、こともある。

言葉にならない

color

[Nikon AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-135mm F3.5-5.6G ]

朝食を食べながら北京オリンピックのダイジェスト版の再放送を見た。
偉業を成し遂げた直後のインタビューに『言葉にならない』『なんて言っていいかわからない』とメダリストたちが答えているのが印象的だった。言葉は伝える手段の一つとして必要だけど、でも彼らは十分すぎるくらい伝えてる、し、伝わっている。
がんばってる人を見るとオートで泣けてくる。じぶんの中でもいつまでも色褪せないのは、数少ないけどやっぱりそういう瞬間だと思う。

番組の最後にミスチルの「GIFT」が流れる中、ひとり大泣きした爽やかな晴れやかな秋の午前中。
もうすでにじぶんも最高の贈り物をもらっているっていうことがわかれば、きっと毎日がハレルヤ。

信幸−shinkou−

たくさんあった中から手を伸ばして選んだ一枚は、この笑顔につられてか、
それとも今の自分におかしいくらいピタッてきたからか、思わずフッと笑ってしまった言葉と写真。

さあ、私は何を信じて何を撮ろうかな。

幸せってたぶん…
→about きむ

あとがき

この6月は伝えたい、残したいと思うことがたくさんあって、ブログ更新回数が地味に過去最高。
今日で1年のちょうど半分が終わります。
最後に、今一番心にある想いを平安時代の恋文にのせて。 

~あすなろの 緑雨打たるる 硝子越し 常盤に萌ゆる色 美しきかな~
sachiko nakano(1996) 

明日は7月1日。
新しい半年、そして新しい1年の始まり。

砂浜を歩くとき

思い出す、ひとつの詩。
Footprints

【Footprints】 by Margaret Fishback Powers(1964)

One night I dreamed a dream.
I was walking along the beach with my Lord.
Across the dark sky flashed scenes from my life.
For each scene, I noticed two sets of footprints in the sand,
one belonging to me and one to my Lord.

When the last scene of my life shot before me
I looked back at the footprints in the sand.
There was only one set of footprints.
I realized that this was at the lowest and saddest times of my life.

This always bothered me and I questioned the Lord about my dilemma.
“Lord, you told me when I decided to follow You,
You would walk and talk with me all the way.
But I’m aware that during the most troublesome times of my life there
is only one set of footprints.
I just don’t understand why, when I needed you most, You leave me.”

He whispered, “My precious child, I love you and will never leave you
never, ever, during your trials and testings.
When you saw only one set of footprints
it was then that I carried you.”

【あしあと】 マーガレット・F・パワーズ(1964年)

ある夜、私は夢を見た。

私は主とともに砂浜を歩いていた。
暗い夜空にこれまでの私の人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上にふたり分の足跡が残されていた。
ひとつは私のもの、ひとつは主のもの。

これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、
所々にひとり分の足跡しか残されていないことに気づいた。

あの時は信頼していた友だちに裏切られた時。
あの時は失恋して泣き明かした夜。
あの時は仕事で失敗した日…

それは、私が辛く悲しい思いをしていた時ばかりだった。

私は主にたずねた。

「主よ。私があなたに従うと決心したとき、あなたはすべての道において私とともに歩み、私と語り合ってくださると約束されました。
それなのに、私の人生の辛いときに限って足跡はひとり分しか残っていません。
あなたを最も必要とした時に、どうして私をお見捨てになったのですか」

主は静かにこたえてくださった。

「大切な我が子よ。私はあなたを愛している。
あなたを決して見捨てたりはしない。あなたをひとりぼっちにはしない。
ひとり分しかない足跡はあなたのものではないよ。
悲しみに打ちひしがれるあなたを背負って歩いた、私の足跡なのだよ。」

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