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2010-09-09

時にかなって


大正生まれの母方の祖母。
戦後混乱期の東京を舞台に、韓国ドラマ張りの波乱の半生を送ったゆえか、持って生まれた性質によるのか、ともかく自分にも子供にも、そして孫にも厳しい人だった。(手は出ないけど、口で泣かされた記憶は多数)
「おばあちゃん=孫に優しくて甘い」という方程式も、ウチには当てはまらない。

地上での役目を果たし終えた祖母は、お説教代わりに、放蕩三昧の一番下の孫娘に最期の瞬間を見届けさせ、
ひとり天に帰って行った。

ばあちゃん、ありがとう。またね。

***

3年振りに訪れた東京は連日厳しい残暑だったけど、空には夏雲と秋雲が入り混じっていた。
いつまで続くかわからなくても、終わってほしくないと思っても、今年の夏もいつかは終わるんだ。

神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。
しかし、人は、神が行なわれるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。
[伝道者の書 3:11]

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