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2011-01-16

譲渡会を待つ仔猫

動物愛護センターで譲渡会を待つ仔猫。
空に初めて会ったときも、こんな風にこの小屋の中にいました。

初空
[撮影日:2009年3月1日]

捕獲されてセンターに連れてこられた猫の中から、健康、生後が浅い仔猫、見た目が可愛らしいなど
譲渡希望者から欲しいと思ってもらえそうな条件を兼ね備えた猫を、
ひと月に2~3匹選んで譲渡会に備えて飼育するそうです。その他大勢の猫たちは・・・

職員さんは言いました。
「毎日たくさんの野良猫が連れてこられて、中にはまだ目も開いていないような仔猫たちもいます。
その中から生死を分ける選別をするのは、正直やりきれないです。
全部助けたいのはやまやまですが、飼育にかかる費用や環境を考えると現状が精一杯です。
また、特に猫の場合、譲渡会で希望者が一匹に集中した場合、他の猫ならいらないと言われる方もいて、
貰い手がつかないことがあります。そうなると翌月の譲渡会に持ち越しになりますが、仔猫の成長は早いので
今度は大きすぎるという理由で希望者がつかなくなる恐れがあるのです。」

猫たちにとって、今はいい時代とは言えないようです。
ちなみに犬は希望者が多くて、毎月10匹以上もらわれていくそうです。

何百匹の中から選ばれて救われた命、さらにくじ引きで9分の1の確立でウチの子になった空は
やっぱり我が家の奇跡なのです。

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